• 本

この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ これで、子どもの未来が輝く

出版社名 1万年堂出版
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-925253-17-8
4-925253-17-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 254P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 親の気持ちを変える本

    育児に自信のないお母さん。子供が非行に走ったのは自分のせいだと思っているお母さん。この本を読んで下さい。少しは心が安らぐかもしれません。   (岩畑)

    (2005年2月19日)

商品内容

目次

お母さん、ありがとう
家庭の教育力は、本当に低下しているのか?
母親の愛情不足が原因か?
母親が子どもの病気をつくるのか?
お母さんが働くことは、子どもにとって、プラス?マイナス?
母親に自宅療養はない―本当の男女共同参画社会とは
今からでもできる、お父さんの子育て
おじいさん、おばあさんからのサポート
新旧の価値観が、家族内に同居している時代
保育園、幼稚園、学校の先生たちからのサポート〔ほか〕

出版社
商品紹介

「子どもを守ろうとするなら、まず、お母さんを支えなければなりません」。スクールカウンセラーの現場から子育てのポイントを説く。

おすすめコメント

今の子どもたちの様々な問題の解決を、「母親のサポート」「子育て支援」という、これまでにない視点からとらえなおした画期的な内容です!本書では、父親・祖父母の重要な役割を説くだけでなく、保育園・幼稚園・学校・相談機関・地域社会と母親の関係を見直し、具体的な解決策が明示されています。また、スクールカウンセラー、精神科医として、よく受ける相談を、Q&Aの形で分かりやすく掲載しました。今、大問題になっている少子化や、男女共同参画の課題にも一石を投じる内容とも言えるでしょう。

内容抜粋

本書「あとがき」より

初めは、大人を診る精神科医として出発した私が、自殺や病気の予防を考え るうち、関心が向いたのが、子どものメンタルヘルスでした。そして、小学 校にスクールカウンセラーとして出向き、児童相談所で虐待の相談に応じる うち、行き着いたのは、「子育て支援」でした。 司法福祉学が専門の、野田正人氏が、非行や少年犯罪の予防を考えるうち、 行き着いたのも、このキーワードだったと言います。 「子育て支援」はまた、今の日本で大問題になっている、少子化や、男女共 同参画とも、密接に関わっています。 今やこれは、決して母親と子どもだけの問題ではなく、日本の社会全体の問 題であり、二十一世紀の日本を、どう創っていくのかという、社会の屋台骨 に関わる、極めて裾野の広い分野なのです。 老人の介護を、家族だけにゆだねるのでなく、社会全体で提供していくため に、介護保険制度がスタートしました。 子育ても、今や、社会全体の枠組みの中で、考えていかねばならない時代が 来たのだと思います。

著者紹介

明橋 大二 (アケハシ ダイジ)  
昭和34年、大阪府生まれ。精神科医。京都大学医学部卒業。国立京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科、愛知県立城山病院をへて、真生会富山病院心療内科部長。児童相談所嘱託医、小学校スクールカウンセラー、富山県児童虐待対応相談チーム委員、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと副理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)