• 本

資源人類学 07

生態資源と象徴化

資源人類学   7

出版社名 弘文堂
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-335-51097-7
4-335-51097-7
税込価格 5,500円
頁数・縦 330P 22cm
シリーズ名 資源人類学

商品内容

要旨

生態系における生命資源とそれに関わる非生命資源―動物・植物からなる食糧資源の利用を比較検討し、その利用に不可欠な道具類の生産およびその変化を、生態資源という統一的観点から探る。

目次

序 生態資源と象徴化
1 先史集団の資源利用(沖縄諸島先史時代からのメッセージ
先史狩猟採集社会と農耕社会―「資源」をめぐる相互依存関係の歴史過程
先史アンデスにおけるラクダ科家畜の拡散)
2 生態資源と権力(「中世」西アフリカにおける国家の起源―生態資源、交易、考古学
資源の社会的コントロールと権力の介入―北東アジア森林地帯における生態資源をめぐる対立と妥協の歴史
ジャガイモとトウモロコシ―古代アンデス文明における生態資源の利用と権力の発生)
3 生態資源利用と象徴化(中国農村社会におけるブタの多面価値―象徴財から食資源への変質
知識のマテリアリティ―北タイのバイラーン製作に関する試論)

著者紹介

印東 道子 (イントウ ミチコ)  
国立民族学博物館民族社会研究部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)