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地球的平和の公共哲学 「反テロ」世界戦争に抗して

公共哲学叢書 3

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-13-030130-5
4-13-030130-6
税込価格 3,740円
頁数・縦 314P 22cm

商品内容

要旨

9.11以後の世界をいかに捉えるか。文明の衝突の危険に抗し、デモクラシーの帝国アメリカを批判し、文明間対話を可能とする平和の公共哲学をいかに構築すべきか。リアルな政治認識をふまえて多様な文化の相互理解と地球的平和の実現に向けての第一線研究者による討議の記録。

目次

序(「地球的平和の公共哲学」へ向けて
地球的平和問題―開催趣旨・会議最終案内 ほか)
1 イスラーム‐アメリカ問題(オサーマ・ビン・ラーデン主義は存在するか
「イスラーム主義」はイスラーム的か ほか)
2 文明間衝突・対話と公共哲学(文明は衝突しない―イスラームへのアスペクト
同時多発テロと中東和平―文明間の対話への道 ほか)
3 宗教間衝突・対話と公共哲学(宗教復興勢力と個人主義―「文明の衝突」の宗教論
文明・宗教間対話とシャローム公共哲学 ほか)
4 平和への公共民運動(理念としての公共性の追求―市民運動の視点から
9.11以後の情報戦とインターネット・デモクラシー ほか)
5 地球的平和会議と公共哲学(地球的平和問題と平和公共哲学―平和主義再生への出発点
公共哲学宣言)

出版社
商品紹介

文明の衝突論に抗し、デモクラシーの帝国アメリカを押さえ、文明間対話を可能とする平和の公共哲学をいかに構築すべきか。