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近代上海の都市形成史 国際競争下の租界開発

出版社名 風響社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-89489-248-4
4-89489-248-0
税込価格 5,500円
頁数・縦 354P 図版24P 22cm

商品内容

要旨

世界有数の港湾都市はいかにして生まれたのか。東アジア開港場の一つとして出発した上海は、列強の租界を包含しながら都市インフラ、そして港湾を建設していく。政治経済のうねりと生活空間形成の変転を見つめた建築史の新たな挑戦。

目次

序論 上海:近代東アジア開港場の起点
1部 上海の建設とインフラストラクチャー(都市整備制度と土地章程
旧来の水路と集落
水路と街路の複層化
国際的港湾の造成)
2部 都市空間の形成と英日中関係(外国租界の都市空間と居住形態
日本郵船の虹口港建設
日本の上海進出と都市開発
北四川路の日本人住宅地の形成と英日中)
終論 上海から東アジアへ

著者紹介

陳 雲蓮 (チン ウンレン)  
1978年、中国浙江省生まれ。2010年、京都府立大学大学院人間環境科学研究科博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会外国人特別研究員(名古屋大学、2010‐2012)、ケンブリッジ大学・ウルフソンカレッジ客員研究員(正式在籍、2012‐2016)を経て、現在、岡山大学グローバル・パートナーズ(旧国際センター)専任講師(特任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)