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認知言語学と談話機能言語学の有機的接点 用法基盤モデルに基づく新展開

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-89476-995-3
4-89476-995-6
税込価格 4,950円
頁数・縦 395P 22cm

商品内容

目次

第1部 経験基盤の言語学のフレームワーク(用法基盤モデルの言語観
認知言語学と談話機能言語学)
第2部 ケーススタディ 理論研究編(言語知識はどのような形をしているか―個人文法の多重性と統合性
言語知識はどのように習得されるか
言語知識はどのように運用されるか―「得る」ための知識から「使う」ための知識へ)
第3部 ケーススタディ 個別研究編(構文と談話のパートナーシップ―日本語の名詞修飾節構文からの考察
日本語の日常会話における「基本的」他動詞節―現実的な文法理論の構築を目指して
新表現の創発―新しくない中にめっちゃ新しさ見えてるアピール
子供の言語の文法的生産性を探る―第一言語習得における日本語の動詞屈折について
Wh分裂文と進行形の歴史的発達と融合について―情報連鎖の再構築と対人関係機能
会話のなかのタガログ語文末助詞e
隣接した発話間に見られる文法的構造の萌芽―子どもによる前置詞inの使用を例にして
言語使用のダイナミクスと用法基盤モデル―アルタ語の文法、相互行為、文化からみる位置保持詞の役割
幼児の「語り」における丁寧体の使用と絵本の文体が与える影響について)

著者紹介

中山 俊秀 (ナカヤマ トシヒデ)  
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専門:用法基盤言語学、言語類型論、記述言語学、言語ドキュメンテーションと再活性化
大谷 直輝 (オオタニ ナオキ)  
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門:認知言語学、構文文法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)