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フィヒテ研究 第30号(2022年)

出版社名 日本フィヒテ協会
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7710-3691-8
4-7710-3691-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 94P 21cm
シリーズ名 フィヒテ研究

商品内容

目次

特別寄稿 日本フィヒテ協会の設立とドイツとの交流
シンポジウム「構想力―フィヒテとその前後」(シンポジウム「構想力―フィヒテとその前後」から考える
批判期カントの構想力概念再考―心理学、超越論、天才論の系譜から
「構想力の動揺」と「無限の接近」
超越論的「構想力」から美的「想像力」へ―ノヴァーリスとFr.シュレーゲルにおける「構想力」の「描出作用」について)
書評(田端信廣著『哲学的思惟と詩的思惟のインターフェイス―フィヒテvsヘルダーリン、ノヴァーリス、Fr.シュレーゲル』
太田匡洋著『もう一つの19世紀ドイツ哲学史―ポストカントにおける哲学方法論の系譜』)
独文要旨
報告 日本フィヒテ協会会務報告

出版社・メーカーコメント

『フィヒテ研究』第30 号をお届けいたします。 印刷出版による『フィヒテ研究』は今号が最終号となるため、新たに日本フィヒテ協会会長に就任された大橋容一郎会員による「新会長挨拶」に続き、協会設立および機関誌刊行に多大なご尽力のあった長澤邦彦元会長による「特別寄稿」を掲載いたしました。次に、シンポジウム「構想力――フィヒテとその前後─―」に関する総括(岡田勝明氏)と提題をもとにした論考(桑原俊介氏、鈴木亮三氏、田端信廣氏)が続きます。シンポジウムのタイトルにふさわしく、構想力をめぐって、フィヒテおよびフィヒテの前後をなすカントやノヴァーリス、シュレーゲル、シェリング、ヘーゲルの議論に焦点をあてた論考が展開されています。また今号には、すぐれた若手研究者(平井涼氏、辻麻衣子氏)による、田端信廣著『哲学的思惟と詩的思惟のインターフェイス─ フィヒテvs ヘルダーリン、ノヴァーリス、Fr. シュレーゲル─ 』および太田匡洋著『もう一つの19 世紀ドイツ哲学史─―ポストカントにおける哲学方法論の系譜─―』の書評を掲載しております。(「編集後記」より)