
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
出版社名 | 扶桑社 |
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出版年月 | 2005年6月 |
ISBNコード |
978-4-594-04966-9
(4-594-04966-4) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 449P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全3件
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
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おすすめ度
- B・PASS年輪 (滋賀県高島市)
暖かくて優しい気持ちになれる本です。 大切な何かに気付かせてくれます。 是非、1度読んでみてください!!
(2006年10月4日)
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おすすめ度
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本を読んで泣きたい人にオススメ
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おすすめ度
- けやき書房 (大阪府堺市中区)
本を読んで泣きたい人が増えているらしい。そんな人だけにオススメ。次から次へとしつこいほど、泣かせるくだりが続いている。泣ける小説決定版。
(2006年1月15日)
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おすすめ度
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おすすめ度
- 平山書店 (秋田県大仙市)
最初に言っておきますが、面白くてページを早くめくりたくてしょうがなくなるといったたぐいの本ではありません。それを期待した人はだまされたと思わないでください。中盤、オカンが東京にきてボクと同居するあたりから物語は佳境に入ります。この同居期間の生活が大変幸せそうに描かれているだけに、ラストのオカンの死がより悲しく涙を誘うものとなっています。おそらく日本人なら反応しない人はいないだろうと思われるほど感動的です。ただし、各章の最初に著者独自の人生の抽象論が語られ、演繹的に自らの過去をあてはめるという構図をとっていますがこの方法に少々読みづらさを感じたことは否めません。必ずしもこの形をとらずとも小説としては出来あがっているとかんじただけに少々気になったところでした。(のり)
(2005年9月14日)
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おすすめ度
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商品内容
文学賞情報 |
2006年
第3回
本屋大賞受賞 |
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要旨 |
母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。 |
おすすめコメント
読みやすさ、ユーモア、強烈な感動! 同時代の我らが天才リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情、青春の屈託。この普遍的な、そして、いま語りづらいことが、まっすぐリアルに胸に届く、新たなる書き手の、新しい「国民的名作」。超世代文芸クォリティマガジン『en-taxi』で創刊時より連載されてきた著者初の長編小説が、遂に単行本として登場する!
内容抜粋
本書「帯」より
「安心し過ぎて気にも止めなかったこと。あまりに日常的で退屈だと思ってたこと。優しくいたいけどいつも後回しにしてきたこと。それは、オカン。それぞれの人にオカンはいて、それとなく違うけど、どことなく似ているオカン。本当に大切な何かが、こんなに身近にあるなんて気付かせてくれたリリー・フランキー。あなたの考察力と文章力に参りました。05年、堂々の第7回みうらじゅん賞受賞作品!」(イラストレーター みうらじゅん) 「僕はリリーさんが好きなんです。だからリリーさんのオカンももちろん好きです。九州のカァチャン達は、リリーさんのオカンみたいに強くて優しい人が多いんですよ。たまにいるんです、「こういうカァチャンやったら良かったとになぁ」と思わせる友達のカァチャンって。リリーさんのオカンはその中でも特別「強くて優しい」です。なるほど、リリーさんの「人」に対する「思いやり方」「スジの通し方」はここから来てるんですね。ますますリリーさんが好きになりました。」(ミュージシャン 福山雅治) 「この本は反則です。面白いうえに、すごく泣けてくるし、書店員なのに『売りたい!』って思う以上に、『読み終わったから貸そうか?』って言いたくなるし・・・。商売気も無くなるほどお勧めしたくなる、純粋でやさしい気分になれる本。本当にやっかいな、ストレート、ど真ん中の反則感動本です!」(旭屋書店池袋店 上田康博)