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日本辺境論

新潮新書 336

出版社名 新潮社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-10-610336-0
4-10-610336-2
税込価格 924円
頁数・縦 255P 18cm
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商品内容

文学賞情報

2010年 第3回 新書大賞受賞

要旨

日本人とは辺境人である―「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。

目次

1 日本人は辺境人である(「大きな物語」が消えてしまった
日本人はきょろきょろする ほか)
2 辺境人の「学び」は効率がいい(「アメリカの司馬遼太郎」
君が代と日の丸の根拠 ほか)
3 「機」の思想(どこか遠くにあるはずの叡智
極楽でも地獄でもよい ほか)
4 辺境人は日本語と共に(「ぼく」がなぜこの本を書けなかったのか
「もしもし」が伝わること ほか)

おすすめコメント

日本人とは何ものか? 鍵は「辺境」にあり! 「これ以降、私たちの日本人論は、本書抜きでは語られないだろう。」養老孟司さん絶賛。 日本人とは辺境人である――「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。 常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。 日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。 丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。 読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)