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「らしい」建築批判

出版社名 青土社
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-7917-6811-0
4-7917-6811-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 340P 20cm

商品内容

要旨

なぜ東京オリンピックのために、ザハ・ハディドの手による新国立競技場が必要なのか。加熱する資本主義システムに加担する「ブランド」建築家たちの論理を厳密に検証。何者も国家と資本の論理から逃れられない絶望の只中で、未来の建築をいかに構想することができるのか。

目次

1 新国立競技場計画設計競技
2 ザハ・ハディド案
3 ブランドとしての建築家
4 革命の終焉
5 「社会性」からの撤退
6 ポスト・モダニズムからネオ・モダニズムへ
7 建築は芸術か?
8 誰のための建築か?
9 東日本大震災

著者紹介

飯島 洋一 (イイジマ ヨウイチ)  
1959年、東京生まれ。1983年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。1985年、同大学大学院修士課程修了。建築評論家/多摩美術大学教授。1995年に日本文化デザイン賞受賞。2003年にサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)