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ダーウィン・ウォーズ 遺伝子はいかにして利己的な神となったか

出版社名 青土社
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-7917-5881-4
4-7917-5881-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 269,9P 20cm

商品内容

要旨

現代の進化理論は「人間」の意味をどのように変えてきたのか。利己的遺伝子をめぐるドーキンス派vs.グールド派の白熱の攻防から見えてくる新たな進化論的人間観とは。政治、倫理、思想的問題もふまえ、遺伝子研究/社会生物学の最前線に迫る。

目次

1章 ある利他主義者の死
2章 利己的な遺伝子の誕生
3章 昆虫学者のマキャヴェルリ
4章 博物館のマルクス主義者
5章 利己主義の諸型
6章 原始の戦い
7章 社会生物学の復活
8章 ミーム登場
9章 そしてミームはのさばらり広まられり
10章 複製だけでは十分ではない

著者紹介

ブラウン,アンドリュー Brown,Andrew
フリー・ジャーナリスト。「インデペンデント」「サンデー・テレグラフ」「デイリー・メール」などに執筆。ジャーナリストとしての鋭い視点で多くの問題を扱う。1995年、ヨーロッパの宗教問題を論じた優れた報道で〈テンプルトン賞〉受賞
長野 敬 (ナガノ ケイ)  
1929年東京生まれ。自治医科大学教授を経て、現在同大学名誉教授。河合文化教育研究所主任研究員。生物学、生命論専攻。主な著書に『生命の起源論争』(講談社)『生体の調節』(岩波書店)『変容する生物学』『進化論のらせん階段』(いずれも青土社)ほか。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)