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アメリカ食文化 味覚の境界線を越えて

出版社名 青土社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-7917-6019-0
4-7917-6019-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 410,33P 20cm

商品内容

要旨

アメリカ人は何を食べてきたのか。世界中の移民や先住民が集結するマルチ・エスニック国家の四〇〇年の「食」の歴史を総覧し、民族交流によるクレオール料理から、エスニック・フードとアイデンティティをめぐる闘争、フード・ビジネスに夢を賭けた移民たちのサクセス・ストーリーまで、食文化の変遷を通じてアメリカ社会の真相に迫る。

目次

第1章 コロニアル・クレオール―植民地時代の食の交流と食生活
第2章 伝統と新しいうねりのはざまで―一九世紀の移民の保守的食生活
第3章 食品事業を起こす移民たち―一九世紀後半から二〇世紀にかけての胎動
第4章 味覚の境界線を越える―革新主義時代の新しい消費者と食品の誕生
第5章 食をめぐる戦いとアメリカ的価値―二〇世紀前半の同化主義と文化多元主義の攻防
第6章 大量生産・大量販売の光と影―第二次大戦後の大規模食品産業の動向
第7章 ルーツを求めて―七〇年代のエスニック・リバイバルと食
第8章 ヌーベル・クレオール―アメリカ食文化の行方

著者紹介

ガバッチア,ダナ・R. (ガバッチア,ダナR.)   Gabaccia,Donna R.
マサチューセッツ生まれ。ドイツ、スイス、イタリア系の血をひく家系に育つ。ノースカロライナ大学シャーロット校教授。専門はアメリカ史(特にイタリア移民史)
伊藤 茂 (イトウ シゲル)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)