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北欧神話の世界 神々の死と復活

出版社名 青土社
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-7917-6065-7
4-7917-6065-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 305,3P 20cm

商品内容

要旨

神々と巨人たちの闘いの果てに世界は滅亡に向かう―。北欧神話の中心をなす「ラグナロク(=神々の最後)」とはなにか?のちに「神々の黄昏」と呼ばれ、オペラ・文学・思想をはじめヨーロッパ文化に多大な影響を与え続けてきた終末思想の源流をさぐる、北欧神話論の決定版。デンマーク語原典からの邦訳。

目次

1 課題と基礎資料
2 「ラグナロク」の自然モティーフ
3 神々の戦い
4 復活
5 『巫女の予言』の「ラグナロク」描写
6 結論
補論 北欧神話について

著者紹介

オルリック,アクセル (オルリック,アクセル)   Olrik,Axel
1864‐1917。デンマークのみならずヨーロッパを代表する民俗学者・神話学者・文学史家。コペンハーゲン大学北欧民俗学・古代デンマーク文学教授。研究著作活動のみならず、各種民俗学関連の資料収集と発行、そのための研究機関設立者としても著名
尾崎 和彦 (オザキ カズヒコ)  
1936年岡山県生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。宗教哲学・北欧学専攻文学博士。1970‐71年コペンハーゲン大学・ミュンヘン大学・テュービンゲン大学留学。1977年明治大学政経学部教授現在にいたる。1989年コペンハーゲン大学・ウプサラ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)