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性愛と資本主義

増補新版

出版社名 青土社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-7917-6138-8
4-7917-6138-3
税込価格 2,090円
頁数・縦 287,3P 20cm
シリーズ名 性愛と資本主義

商品内容

要旨

愛撫する身体という人間関係の基底から出発して、原理的には愛は不可能であることを証明し、それを宗教あるいは信仰が隠蔽することによって貨幣と資本が成立するメカニズムをフーコーとウェーバーの理論を敷衍して描き出し、現代社会の危機の必然性を明らかにする大沢社会学のエッセンス。書き下ろし「サッカーと資本主義」を増補。

目次

孤独・性愛・信仰(存在論的孤独あるいは不眠
苦脳と死
コミュニケーションの基底 ほか)
貨幣の可能性と愛の不可能性(他者の余剰
単純な価値形態
成就しない愛 ほか)
主体性の変移と資本主義の精神―フーコーの向こう側(自己同一性の根拠=無根拠
可能性としての現実性
「主体化=従属化」 ほか)
増補 サッカーと資本主義

出版社
商品紹介

貨幣と資本が成立するメカニズムをフーコーとウェーバーの理論を敷衍して描き出す。「サッカーと資本主義」を増補した新版。

著者紹介

大沢 真幸 (オオサワ マサチ)  
1958年、松本市生まれ。比較社会学、社会システム論。1990年、東京大学大学院社会学研究科博士課程博士号取得。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)