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受苦者のまなざし 初期マルクス再興

出版社名 青土社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-7917-6153-1
4-7917-6153-7
税込価格 4,620円
頁数・縦 562,9P 20cm

商品内容

要旨

「希望の原理」としてのマルクス思想はここに甦る―。ポストモダン以後のマルクス思想を求め、その原点としての『経済学・哲学草稿』を精緻に読み解く。「初期マルクス」に見出される「受苦者のまなざし」を中心に据え、近代主義からの脱却を目指し、世界像の転換を図る画期的視座。

目次

序章 マルクス主義以後のマルクス
第1章 ヘーゲル像の旧層と新層
第2章 市民社会の原子論的認識とその克服
第3章 『経済学・哲学草稿』第一草稿の方法論的展開
第4章 『経済学・哲学草稿』第三草稿の成立
結び「第三草稿」からみた「後期マルクス」

出版社
商品紹介

初期マルクスに見出される「受苦者」をキーワードに、グローバリゼーション下の「希望の原理」としてのマルクス思想を甦らせる。

著者紹介

山之内 靖 (ヤマノウチ ヤスシ)  
1933年生まれ。現代社会論。経済学博士。フェリス女学院大学名誉教授。東京外国語大学名誉教授。東京大学大学院社会科学研究科西洋経済史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)