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触覚、 ジャン=リュック・ナンシーに触れる

出版社名 青土社
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-7917-6257-6
4-7917-6257-6
税込価格 5,280円
頁数・縦 597P 20cm
シリーズ名 触覚、

商品内容

要旨

アリストテレスから現代にいたる哲学が、触覚の直接性に基づく「直観主義」の罠に陥っている様を詳細に分析し、それを免れたナンシーの哲学の可能性をおし開く。現象学からドゥルーズを含むフランス現代思想全般を初めて批判的に論じ、その精神的背景としてのキリスト教=グローバリゼーションの脱構築を試みたデリダ晩年の哲学的主著。

目次

第1部 これがある―他者の(プシュケ
空間化=間隔化
これは私の身体である
触れ得ないもの、あるいは禁欲の誓い
柔和なもの
無関係、「触覚『なるもの』はない」)
第2部 「肉」についての模範的な物語の数々(接線)
第3部 句読点―「そして君。」(「自らに触れる、君よ」
「そして君へ。」計算できないもの)

著者紹介

デリダ,ジャック (デリダ,ジャック)   Derrida,Jacques
1930年7月15日アルジェ生まれのフランスの哲学者。高等師範学校卒業後、社会科学高等研究院などで教壇に立つ。2004年10月8日膵臓ガンで死去
松葉 祥一 (マツバ ショウイチ)  
1955年生。神戸市看護大学教授。哲学専攻
榊原 達哉 (サカキバラ タツヤ)  
1967年生。同志社大学講師。哲学専攻
加國 尚志 (カクニ タカシ)  
1963年生。立命館大学文学部助教授。哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)