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パリ モダニティの首都

出版社名 青土社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-7917-6268-2
4-7917-6268-1
税込価格 5,280円
頁数・縦 435,27P 22cm
シリーズ名 パリ

商品内容

要旨

1848年二月革命から1871年パリ・コミューンへ。“近代”を創ったとされる「断絶」の神話。この「断絶」がどのような「連続」のなかで実現したかを、経済、社会、地理、都市計画、文学、芸術などあらゆる分野の文献を渉猟しつつ検証。豊富な図版を駆使し、詳細かつ壮大なヴィジョンを提示する。ポスト・モダン社会科学、都市論の第一人者がついに完成させた決定版モノグラフィ。

目次

断絶としてのモダニティ
1 表象 パリ 一八三〇‐一八四八(モダニティの神話―バルザックのパリ
政治的身体(身体政治)を夢見て―革命的政治とユートピアの企図 一八三〇‐一八四八年)
2 物質化 パリ 一八四八‐一八七〇(空間関係の編成
貨幣、信用、金融
地代と地主階級 ほか)
3 コーダ(サクレ=クールのバシリカの建設)

著者紹介

ハーヴェイ,デヴィッド (ハーヴェイ,デヴィッド)   Harvey,David
1935年、イギリス生まれの社会経済地理学者。オクスフォード大学、ジョンズ・ホプキンズ大学などを経て、現在、ニューヨーク市立大学グラデュエイト・センター、ロンドン・スクール・オヴ・エコノミクスで教鞭をとる
大城 直樹 (オオシロ ナオキ)  
1955年生まれ。神戸大学文学部助教授。文化地理学
遠城 明雄 (オンジョウ アキオ)  
1962年生まれ。九州大学大学院人文科学研究院助教授。人文地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)