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バリ・宗教・国家 ヒンドゥーの制度化をたどる

出版社名 青土社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-7917-6348-1
4-7917-6348-3
税込価格 3,520円
頁数・縦 311,17P 22cm

商品内容

要旨

イスラム教国インドネシアでなぜバリだけがヒンドゥー教の島なのか。植民地国家から国民国家への連続性のなかで実体化される制度。あまりに自然化された「伝統」への疑問を基底に、少数派宗教への統治政策から近代・宗教・国家をとらえなおす。

目次

第1章 王国・帝国・ヒンドゥー
第2章 定義される本質、崩壊する宇宙
第3章 もうひとつの空間
第4章 社会復興と道徳
第5章 国家と宗教
第6章 新秩序の精神
第7章 魂のゆくえ
終章

著者紹介

永渕 康之 (ナガフチ ヤスユキ)  
1959年生まれ。文化人類学。ウダヤナ大学(バリ)留学、大阪大学大学院人間科学研究科後期課程退学。カリフォルニア大学バークレー校、ライデン大学客員研究員を経て、名古屋工業大学大学院工学研究科教授。主な著書に「バリ島」(サントリー学芸賞受賞、講談社)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)