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戦後サブカル年代記 日本人が愛した「終末」と「再生」

出版社名 青土社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-7917-6872-1
4-7917-6872-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 338,12P 20cm

商品内容

要旨

敗戦からの復興後も、私たちは戦争・環境破壊・災害などによる「終末」以後の光景を繰り返し幻視しつづけてきた―。戦後の歩みの全貌を「終末カルチャー」の歴史として描き出す、日本文化論の新たなる決定版!

目次

序章 一九七五年以後―終末から再生へ
第1章 一九七〇年代―終末カルチャーの成立
第2章 一九八〇年代―プレイグラウンドとしての廃墟
第3章 一九九〇年代―安全神話の崩壊
第4章 二〇〇〇年代―聖域なき新しい戦争
第5章 二〇一〇年代―再び、終末から再生へ

著者紹介

円堂 都司昭 (エンドウ トシアキ)  
1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク―綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度―ウェブ時代の本格ミステリ』(光文社)で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)