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センセイは見た!「教育改革」の正体

出版社名 青土社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-7917-6878-3
4-7917-6878-7
税込価格 2,035円
頁数・縦 263P 19cm

商品内容

要旨

学力テスト、評価制度、いじめ対策、道徳教育…。「改革」の美名のもとに学校現場にもたらされるのは混乱ばかり。現役教師が考える、子どもたちのための真の「教育」とは何か。

目次

1 眠れない夜と教育改革の日には、忘れかけてた「愛国心」がよみがえる(二〇〇七年)教育基本法「改正」、学力「低下」、学校評価・教員評価
2 センセイは見た!(二〇〇八年)学力テスト、教員の疲弊、学校の中の競争原理
3 静かにしてセンセイの話を聞きなさい!(二〇〇九年)いまどきの子ども、モンスターペアレント(?)、新学習指導要領
4 センセー「子ども手当」は、子どもがつかっちゃいけないの?(二〇一〇年)民主党政権の「教育改革」、子どもや親の不安、学校とは何か
5 センセー、もう話し合うのをやめて、多数決で決めて下さい!(二〇一二年 その1)橋下市長の「教育改革」、教員のサービス労働、公立学校の役割
6 いじめ問題における現場感覚(二〇一二年 その2)いじめの定義、子ども・親・教員、文部科学省・教育委員会
7 「俺のとは違うなぁ」(二〇一四年)「アベ暴走教育改革」、道徳の教科化、男の子と女の子
8 「貧しさに負けた…いえ、世間・格差に負けた…??」(二〇一五年)早期教育・中学入試、子どもたちの「貧困」、「二分の一成人式」

著者紹介

岡崎 勝 (オカザキ マサル)  
1952年生まれ。愛知教育大学保健体育科卒業。現在、名古屋市立小学校教員。学校マガジン『おそい・はやい・ひくい・たかい』(ジャパンマシニスト社)編集人。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』(同上)編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)