• 本

日本文学源流史

出版社名 青土社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7917-6910-0
4-7917-6910-4
税込価格 4,620円
頁数・縦 478,10P 20cm

商品内容

要旨

ことばは、文学は、どこからやってきたのか。壮大な文学史の誕生。古代日本語をたどり、神話や昔話、アイヌや琉球のことばと文学、あるいはうたや歌謡をもとりあげて、その起源と本質にせまる。文学と言語のそれぞれを探究し続けてきた泰斗による畢生の書。

目次

第1部(神話紀は解明されるか
神話紀から昔話紀への画期 ほか)
第2部(物語紀―“歌語り”定置
否定性と詩文 ほか)
第3部(中世の歴史叙述
“連”の源流 ほか)
第4部(「詩」「小説」「文学」の“古代から近代へ”
近代詩、現代詩の発生 ほか)

著者紹介

藤井 貞和 (フジイ サダカズ)  
1942年東京生まれ。詩人、国文学者。東京学芸大学・東京大学・立正大学の各教授を歴任。1972年に『源氏物語の始原と現在』で注目される。2001年に『源氏物語論』で角川源義賞受賞。詩人としては、『ことばのつえ、ことばのつえ』で藤村記念歴程賞および高見順賞、『甦る詩学』で伊波普猷賞、『言葉と戦争』で日本詩人クラブ詩界賞受賞、『春楡の木』で鮎川信夫賞および芸術選奨文部科学大臣賞など、数々の賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)