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最初に父が殺された あるカンボジア人少女の記憶

出版社名 青土社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-7917-7035-9
4-7917-7035-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 352P 19cm

商品内容

要旨

カンボジアの首都プノンペンで、両親と六人のきょうだいと共に幸せに暮らしていた少女・ルオン。一九七五年四月、ポル・ポト率いるクメール・ルージュが首都を制圧、豊かな暮らしは一変し、飢えと虐殺の恐怖に怯える日々に投げ出される。家族の離散、労働収容所での悲惨な生活、子供兵士としての訓練…五歳のルオンは、その目で何を見たのか―。

目次

著者の覚え書き
プノンペン(一九七五年四月)
ウン一家(一九七五年四月)
プノンペン陥落(一九七五年四月一七日)
脱出(一九七五年四月)
七日間の行進(一九七五年四月)
クラントロップ(一九七五年四月)
待機所(一九七五年七月)
アンルントモール(一九七五年七月)
ローリアップ(一九七五年一一月)〔ほか〕

著者紹介

ルオン・ウン (ルオンウン)   Loung Ung
作家、講演者、社会活動家。1970年4月17日、カンボジアのプノンペン生まれ。80年に母国の戦火を逃れてアメリカに脱出し、ヴァーモント州で育つ。ベトナム退役軍人アメリカ基金のプログラム「地雷廃絶キャンペーン」のスポークスパーソンを務めた。現在、夫とともにオハイオ州クリーブランドに在住。アメリカとカンボジアを行き来しながら精力的に地雷廃絶、人権、差別などをテーマにした社会活動に取り組んでいる
小林 千枝子 (コバヤシ チエコ)  
1970年、上智大学卒業。ニュース週刊誌『ニューズウィーク日本版』の創刊号から翻訳・編集を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)