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アンビルトの終わり ザハ・ハディドと新国立競技場

出版社名 青土社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-7917-7265-0
4-7917-7265-2
税込価格 6,820円
頁数・縦 990P 20cm

商品内容

要旨

2015年、「アンビルトの女王」として知られるザハ・ハディドが設計した新国立競技場の原案が白紙撤回され、激震が走った。本来、市民一人ひとりの生活に意匠を凝らすべき建築家たちが、なぜ「アンビルト」を描くのか。資本と消費の論理が先行し、物語や理念が失われた時代に、私たちは建築の未来を語ることができるのか。混迷を極めた新国立競技場問題の背景を、すみずみまで検証する。「建てられざる建築」とその終わりをめぐる、圧倒的論考。

目次

アンビルト
インターナショナル・スタイル
アヴァンギャルド
ラディカリズム
レム・コールハース
シュプレマティズム
ジャンクスペース
冷たい戦争
一九六八年五月革命
解体と消費〔ほか〕

著者紹介

飯島 洋一 (イイジマ ヨウイチ)  
1959年、東京都生まれ。1983年、早稲田大学理工学部建築学科卒業、1985年、同大学大学院修士課程修了。現在、建築評論家/多摩美術大学教授。2003年、サントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)