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背表紙の社会学

出版社名 青土社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-7917-7324-4
4-7917-7324-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

すべての本には意味がある。ジェンダー、セクシュアリティ、身体、高齢化、家族、犯罪、人種、移民、階級、不平等、貧困、ケア、労働、政治、メディア、コミュニケーション、教育、宗教、都市、消費など、本の背表紙をながめれば、あなたの暮らす社会が見えてくる。あらゆるテーマが「刻印」された本を「解剖」し、その「心臓」部分を取り出す。詩人でもあり社会学者でもある著者とともに、勇気のまなざしで、忘れていた希望や理想を取り戻すためのヒントを探す。

目次

1 視る―身体、監視、有徴性、きれいでかわいいもの
2 語る―“私たち”をつくってきたのは誰か
3 働く―学歴、貧困、生きることは地獄なのか
4 考える―政治、宗教、哲学との対話
5 暮らす―衣・食・住、恋、家族
6 仕組む―この社会をデザインしたもの
7 詠う―詩歌、その他の言葉の刃
8 生きる―生まれてから死ぬまでのおのおのの時間
9 逍遥う―アート、空間、あなたと私をつなぐもの

著者紹介

水無田 気流 (ミナシタ キリウ)  
1970年神奈川県生まれ。詩人、社会学者。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、國學院大學経済学部教授。詩集『音速平和』(思潮社)で中原中也賞を、『Z境』(思潮社)で晩翠賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)