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怒りの人類史 ブッダからツイッターまで

出版社名 青土社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-7917-7359-6
4-7917-7359-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 296,6P 19cm

商品内容

要旨

怒りの歴史をたどる現代人必読の書。怒りはジェンダーや人種によってどのように特徴づけられてきたのか。なぜ怒りが暴力と結びつけられてきたのか、そしてそれが誤ったつながりであることが多いのか。七つの大罪の中に含まれているにもかかわらず、美徳とみなされることもあるのはなぜか。古代から現代まで怒りに対する様々な思想と表現を通して、私たちの最も身近な感情に迫る。

目次

序論
第1部 (ほぼ)完全に否定された怒り(仏教
ストア学派
暴力と新ストア学派
平和の王国
怒りの言葉)
第2部 悪徳として、そして(ときには)美徳としての怒り(アリストテレスとその後継者たち
地獄から天国へ
道徳感情)
第3部 自然な怒り(初期の医学的伝統
実験室のなかで
社会の子供
称賛される怒り)
結論 わたしの怒り、わたしたちの怒り

著者紹介

ローゼンワイン,バーバラ・H. (ローゼンワイン,バーバラH.)   Rosenwein,Barbara H.
ロヨラ大学シカゴ校名誉教授
高里 ひろ (タカサト ヒロ)  
翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)