やぎのしずかのしんみりしたいちにち
出版社名 | 偕成社 |
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出版年月 | 2015年5月 |
ISBNコード |
978-4-03-334090-6
(4-03-334090-4) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 〔32P〕 25cm |
商品内容
出版社 商品紹介 |
悲しさや、美しさがむねにしみて、しんみりしてしまったしずか。はげましてくれたのは、いつもの友だちと、やさしい風だった。 |
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おすすめコメント
しずかが草を食べていると、セミが落ちてきました。おどろいていると、アリがやってきてセミを運んでいきます。しずかがあとを追ってしげみに頭をつっこむと、そこには、きれいな玉になって朝露がかがやいていました。 「あなたたちは、こんなにきれいなのに、なぜだれにも気づかれないでキラキラしているの?」 「ねえ、セミは死んだら、もううたわないの?」 しずかがきいても、だれもこたえてくれません。 そのあと、今にも咲こうとしている花のつぼみを食べたことを友だちのバッタにからかわれたしずかは、気持ちがこみあげてきて、しみじみと泣いてしまいます。泣き疲れて眠ったしずかの上をやさしい風が吹き渡っていきました。目を覚ましたしずかのところにともだちのバッタとガマガエルとコジュケイがやってきて、一緒に「げんきになるかも」という歌を歌います。
出版社・メーカーコメント
悲しさや、美しさがむねにしみて、しんみりしてしまったしずか。はげましてくれたのは、いつもの友だちと、やさしい風でした。