
手ぶくろを買いに
日本の童話名作選
| 出版社名 | 偕成社 |
|---|---|
| 出版年月 | 1988年3月 |
| ISBNコード |
978-4-03-963310-1
(4-03-963310-5) |
| 税込価格 | 1,540円 |
| 頁数・縦 | 31P 29cm |
商品内容
| 要旨 |
冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。その夜、母狐は子狐の片手を人の手にかえ、銅貨をにぎらせ、かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、よくよく言いふくめて町へ送り出しました。はたして子狐は、無事、手袋を買うことができるでしょうか。新美南吉がその生涯をかけて追求したテーマ「生存所属を異にするものの魂の流通共鳴」を、今、黒井健が情感豊かな絵を配して、絵本として世に問います。 |
|---|


出版社・メーカーコメント
雪の夜、子狐にひとりで手袋を買いに行かせた母狐。親子の愛と人との関わりを描きます。