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批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇

出版社名 岩波書店
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-00-024522-7
4-00-024522-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 344,8P 20cm

商品内容

要旨

「論壇」「文壇」とはなにか―。「批評」はいかにして可能か―。本書は日本の言論を支えてきたインフラやシステムの生成過程に立ちかえる試みである。論壇時評、文芸時評、座談会、人物批評、匿名批評など各種フォーマットの来歴の精緻な総括に批評再生のヒントを探る。膨大な資料群の博捜渉猟に裏づけられた圧倒的な文体が知の基本構造をえぐり出していく。論理と実証の融合による新しい思想のデザインへ。

目次

序章 編集批評論
第1章 論壇時評論
第2章 文芸時評論
第3章 座談会論
第4章 人物批評論
第5章 匿名批評論
終章 批評環境論

出版社
商品紹介

論壇/文壇とは何か。日本の言論を支えてきたインフラ群の基本構造を精緻に解析する。新たな批評の誕生。

著者紹介

大澤 聡 (オオサワ サトシ)  
1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員を経て、近畿大学文芸学部講師。専門はメディア史。各種媒体にジャーナリズムや文芸に関する批評・論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)