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たとえば「自由」はリバティか 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-00-061726-0
4-00-061726-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 350P 19cm

商品内容

要旨

幕末から明治の初め、西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り、さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した。これらは、果たして原語と同じ意味だろうか。日本政治思想史の研究者が、西欧における原義を探り、翻訳語の意味との相違を明らかにする刺戟的な連続レクチャー。

目次

第1講 「お金に不自由しています」FREEDOM・LIBERTY
第2講 「武士の一分でござる」RIGHT
第3講 「正義省」はどこに LAW
第4講 「この村は、本性がいっぱいです」NATURE
第5講 「これは公用ですか」PUBLIC/PRIVATE
第6講 「キミも、いよいよ社会人だね」SOCIETY

出版社・メーカーコメント

幕末から明治の初め、西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り、さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した。これらは、果たして原語と同じ意味だろうか。日本政治思想史の研究者が、西欧における原義を探り、翻訳語の意味との相違を明らかにする連続講義。

著者紹介

渡辺 浩 (ワタナベ ヒロシ)  
1946年横浜生まれ。東京大学法学部卒業。現在―東京大学名誉教授、法政大学名誉教授、日本学士院会員。専門―日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)