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虚実(うそまこと)妖怪百物語 序

怪BOOKS

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-04-104776-7
4-04-104776-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 422P 19cm
シリーズ名 虚実(うそまこと)妖怪百物語

商品内容

要旨

シリアの砂漠に現れた男。旧日本兵らしき軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。その男は、古今東西の呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた―。妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れたアルバイトの榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。だがその言葉とは逆に、日本中に次々と妖怪が現れ始める。

おすすめコメント

復活した魔人・加藤保憲と太古の怨念。窮地に立たされた榎木津平太郎、荒俣宏、京極夏彦らの命運は!? シリアの砂漠に現れた男。旧日本兵らしき軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。その男は、古今東西の呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた――。妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れたアルバイトの榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。だがその言葉とは逆に、日本中に次々と妖怪が現れ始める。錯綜する虚構と現実。物語が迎える驚愕の結末とは――。

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
小説家・意匠家。1963年北海道生まれ。94年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより平成28年遠野文化賞を受賞。お化け大学校教授、全日本妖怪推進委員会肝煎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)