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講談放浪記

出版社名 講談社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-06-530500-3
4-06-530500-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 260P 19cm

商品内容

要旨

月刊文芸誌『群像』の人気連載を大幅加筆・改稿して書籍化!講談の舞台を歩く。人間国宝・神田松鯉との師弟対談も収録!

目次

第1部 講談の舞台を訪ねる(『赤穂義士伝』泉岳寺が伝える四十七士の虚実
『天保水滸伝』房総に遺された侠客たちの息吹
『源平盛衰記』壇ノ浦で死して生きる源氏と平家の物語
『出世の春駒』愛宕神社の石段数とリアリティ
『四谷怪談』お岩さまと伊右衛門夫婦のフィクション性 ほか)
第2部 来るべき講釈場のために(国技館と相撲幻想
歌舞伎座での新たな邂逅
いまを生きる寄席の魅力
日光東照宮で想う江戸の講釈
失われた講談の城、本牧亭の面影)
特別師弟対談 人間国宝・神田松鯉に講談の神髄を聞く

出版社・メーカーコメント

神田伯山、襲名後、はじめての書籍ついに!講談の舞台の地を訪ねて、講談の魅力を再発見するーー。文芸誌「群像」の好評連載を大幅加筆の上、師匠にして人間国宝の神田松鯉先生との本格的対談も掲載!日本の芸能の現在地は、この本抜きで語ることはできない。

著者紹介

神田 伯山 (カンダ ハクザン)  
日本講談協会、落語芸術協会所属。2007年11月、講談師・三代目神田松鯉に入門し、「松之丞」。2012年6月、二ツ目昇進。2020年2月11日、真打昇進と同時に六代目神田伯山を襲名。若くして、寛永宮本武蔵伝、慶安太平記、村井長庵、天保水滸伝、天明白浪伝、畔倉重四郎などの「連続物」、「端物」と言われる数々の読み物を継承している。2020年、YouTubeチャンネル「神田伯山ティービィー」が、第57回ギャラクシー賞テレビ部門フロンティア賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)