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辻邦生 永遠のアルカディアへ

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-12-005201-9
4-12-005201-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 157P 21cm

商品内容

目次

遠い園生―文学を志した旧制松本高校時代からパリ留学まで(単行本未収録 旧制高等学校時代の習作―日記「園生」より(翻刻 冨田ゆり)
野崎守英―松原湖近くの山村で出会った三十歳の辻邦生さんのこと ほか)
著作に寄せて1―『廻廊にて』から『嵯峨野明月記』まで(廻廊にて 中条省平―虚無と死をこえて幸福な脱我へ
夏の砦 田邊園子―『夏の砦』の前後 ほか)
明澄な眼ざし―回想の中の辻邦生(宇野千代―辻さんの印象
水村美苗―想像力の優位 ほか)
著作に寄せて2―『背教者ユリアヌス』から『浮舟』(未刊)まで(背教者ユリアヌス 高橋裕子―辻邦生・佐保子夫妻と『背教者ユリアヌス』
背教者ユリアヌス 蜂谷緑―誰からも愛された人、辻邦生さん ほか)
世紀末への招待―華麗な頽廃の伝統 対談 塩野七生×辻邦生
年譜・著作リスト

おすすめコメント

没後二十年を記念して辻邦生の魅力を語り尽くす。全五回にわたる学習院大学史料館での展示図録、資料に松浦寿輝、佐藤賢一、保苅瑞穂、塩野七生ほかによる書きおろしエッセイ、未刊行講演、対談等を加え再編集する。写真、単行本未収録作を多数収録する愛読者必携の一冊。【没後二十年記念出版】