私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-391253-0
(4-16-391253-3) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 245P 19cm |
商品内容
要旨 |
本書は、夫を理不尽に失った赤木雅子さんが国などを提訴、俊夫さんの手記の公開に至るまでの怒り、迷い、葛藤を率直に綴つた「手記」と、事件を発覚当初から追い続けてきたジャーナリスト・相澤冬樹氏による「同時進行ドキュメント」で構成されている。 |
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目次 |
赤木雅子・相澤冬樹(トッちゃんの本を出すわけ) |
出版社・メーカーコメント
「私の雇用主は国民です」と語っていた実直な公務員が、なぜ死を選ばなければならなかったのか?森友事件の渦中で、総理夫人らの名を隠蔽するために公文書の改ざんを命じられた近畿財務職員・赤木俊夫さん。懊悩の末、2018年3月、自ら命を絶った。享年54。「財務省が真実に反する虚偽の答弁を貫いている」「最後は下部がしっぽを切られる」赤木さんが遺した痛切な手記が、その死から2年たった今年3月、週刊文春で公開され、53万部が完売するなど大きな反響を呼んだ。手記の公開を決意した妻の赤木雅子さんは、真実を明らかにするために国と佐川元財務省理財局長を提訴。さらに事件の再調査を求めて署名活動を行った。集った署名は35万を越え、事件解明に多くの国民が賛同していることが明らかとなっている。森友事件は、終わっていないのだ。本書は、赤木雅子さんが国を提訴、トッちゃん(俊夫さん)の手記の公開へと至るまでの迷い、怒り、葛藤を率直に綴った「手記」と、事件を発覚当初から追い続けてきたジャーナリスト・相澤冬樹による「同時進行ドキュメント」で成り立っている。そこで明らかになってきたのは、遺族の思いを無視する安倍政権・財務省の隠蔽体質、そして改ざんに関わった職員らが軒並み出世しているという驚くべき事実だった。巻末に赤木俊夫さんが遺した手記も全文収録。