孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2021年12月 |
ISBNコード |
978-4-16-391480-0
(4-16-391480-3) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 286P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 日本のコロナ禍は、2021年11月中旬から12月中旬には収束の兆しを見せていた。その要因の一つと考えられているのが、ワクチン接種の普及だ。だが、それを推し進めた菅義偉前首相の功績が讃えられることは少ない。それどころか「指導力のないリーダー」というイメージが定着しているようだ。本書は、官房長官時代の2015年から6年あまり菅義偉氏の担当記者を務めた著者が、菅氏が2021年9月に自民党総裁選不出馬を決め首相を退陣するまでを追い、その実像を明らかにするノンフィクションである。菅氏が官房長官および総理大臣在任中の数多の功績に見合うだけの国民の支持を得られなかった原因の一つに、コロナ禍といった未曾有の事態の中で、菅氏自身の言葉が国民に届かなかったことがあるとしている。著者は日本テレビ政治部記者。日本テレビ入社後、警視庁記者クラブ、横浜支局で事件記者、「真相報道バンキシャ!」などニュース番組のディレクターを担当。2012年からニューヨーク特派員、2015年に政治部へ異動。現在は与党担当キャップを務める。 |
商品内容
要旨 |
「岸田に改革はできない」―。菅は、「岸田は総理に相応しくない」とたびたび漏らした。その真意はどこにあるのか、なぜその岸田に負けたのか。安倍・麻生との確執から、河野・小泉との本当の関係まで、担当記者だからこそ書ける菅義偉の実像。 |
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目次 |
第1章 “令和おじさん”の誕生 |
出版社・メーカーコメント
改革を目指した「政界一の喧嘩屋」はなぜ総理の座を追われたのか――。安倍・麻生との確執から、河野・小泉との本当の関係まで、担当記者だからこそ書ける菅義偉の実像。「歴代総理の中で、菅ほど、その実像が伝わらなかった宰相はいなかったかもしれない。一体、どこで何を誤ったのか。この6年あまり、担当記者として菅の息づかいまでを間近で感じながら取材を続けてきた私だからこそ、その真実を探し出せるのではないかと考えたのが、この本を執筆した理由の一つである」(「はじめに」より)