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郊外・原発・家族 万博がプロパガンダした消費社会

出版社名 勁草書房
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-326-65395-9
4-326-65395-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 291,17P 20cm

商品内容

要旨

1933年シカゴ万博、1939年ニューヨーク万博、1958年ブリュッセル万博などにおいてプロパガンダされ、女性の解放とも結びつけられた中流向け郊外住宅とキッチン。自動車のように大量生産される住宅を夢見た建築家たち。核戦争を回避するためのアメリカの必死の画策。豊かさを求めたソヴィエトの団地建設ラッシュ。20世紀のドラマを描く。消費は原子力の平和利用のためにあった!郊外住宅と、それを普及させる博覧会。20世紀が冷戦の中で編み出した戦略とは?

目次

第1章 ブリュッセル万博、冷戦、原子力(ナイロン戦争勃発
原子力平和利用とキッチン ほか)
第2章 シカゴ万博、郊外、明日の家(近代資本主義都市シカゴ
大火が生んだ摩天楼と最初の田園郊外リバーサイド ほか)
第3章 ニューヨーク万博、家族、消費(自動車のような大量生産住宅
アメリカに注目されたコルビュジエ ほか)
第4章 アメリカ博、ソヴィエト、キッチン(郊外という新・巨大市場
同質化と「アメリカ人」の形成 ほか)
第5章 エコロジー、コミュニティ、脱消費社会(都心再開発と郊外スプロール化への疑問
郊外の諸問題 ほか)

出版社
商品紹介

消費は原子力の平和利用のためにあった。郊外住宅と、それを普及させる博覧会。20世紀が冷戦の中で編み出した戦略とは?

おすすめコメント

1933年シカゴ万博、1939年ニューヨーク万博、1958年ブリュッセル万博などにおいてプロパガンダされ、女性の解放とも結びつけられた中流向け郊外住宅とキッチン。自動車のように大量生産される住宅を夢見た建築家たち。核戦争を回避するためのアメリカの必死の画策。豊かさを求めたソヴィエトの団地建設ラッシュ。20世紀のドラマを描く。

著者紹介

三浦 展 (ミウラ アツシ)  
1958年生まれ。1982年一橋大学社会学部卒業。現在、株式会社カルチャースタディーズ研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)