• 本

コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。 1960−1973

出版社名 光文社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-334-91082-2
4-334-91082-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 379P 19cm

商品内容

要旨

著者初の書き下ろし自伝「勤労」小説。大学生時代、3カ月の会社員生活、原稿用紙に鉛筆と喫茶店、バーの日々。あのころのジャズ・歌謡曲・ロックと、作家以前の「僕」の物語がいっぱい。登場する121枚のレコードジャケットをオールカラーで収録。

目次

ディーン・マーティンもリッキー・ネルスンも、いまのうちだから
スミス・コロナのタイプライター。ばったり。うっかり。がっくり。どっかり
一月一日の午後、彼女はヴェランダの洗濯物を取り込んだ
湖のほとりのプールに陽が沈む。そして夏は終わる
あのペンネームはどこから来たのか
大学の四年間は一通の成績証明書となった
真珠の首飾りを彼女がナイト・テーブルに置いた
営業の人になりきったら、それ以外の人にはなれないでしょう?
男の社員ばかりで鬼怒川温泉に行き、それからどうするというのか
あなたは、このコーヒーの苦さを忘れないで〔ほか〕

おすすめコメント

片岡義男の「作家以前」時代の書き下ろし自伝青春音楽小説。カラーで登場する当時のレコードジャケット120点にも注目!

著者紹介

片岡 義男 (カタオカ ヨシオ)  
1940年東京都生まれ。作家、写真家、翻訳家。早稲田大学在学中の1960年からコラムの執筆、翻訳を始める。大学卒業後、3カ月の会社員生活を経て、フリーランスのライターへ。1974年に『白い波の荒野へ』で作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)