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世界の迷路 2

北の古文書

出版社名 白水社
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-560-08178-5
4-560-08178-6
税込価格 3,740円
頁数・縦 349P 20cm
シリーズ名 世界の迷路

商品内容

要旨

父や祖父の人生を辿りつつ、19世紀北フランスの歴史や、それを語る自らの相貌を立ち上がらせる。母・父・私をめぐる自伝的三部作、第二巻。

目次

歴史の闇
家系の繋がり
若きミシェル・シャルル
マレー通り
宿命

著者紹介

ユルスナール,マルグリット (ユルスナール,マルグリット)   Yourcenar,Marguerite
1903年ベルギーのブリュッセルで、フランス貴族の末裔である父とベルギー名門出身の母との間に生まれる。本名マルグリット・ド・クレイヤンクール。生後まもなく母を失い、博識な父の指導のもと、もっぱら個人教授によって深い古典の素養を身につける。1939年、第二次世界大戦を機にアメリカに渡る。51年にフランスで発表した『ハドリアヌス帝の回想』で、内外の批評家の絶賛をうけ国際的な名声を得た。68年、『黒の過程』でフェミナ賞受賞。80年、女性初のアカデミー・フランセーズ会員となる。87年、アメリカ・メイン州のマウント・デザート島にて死去
小倉 孝誠 (オグラ コウセイ)  
1956年生まれ。フランス文学者、翻訳家。東京大学大学院博士課程中退、パリ・ソルボンヌ大学文学博士。現在、慶應義塾大学文学部教授。専門は近代フランスの文学と文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)