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ささえあう図書館 「社会装置」としての新たなモデルと役割

ライブラリーぶっくす

出版社名 勉誠社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-585-20039-0
4-585-20039-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 256,6P 19cm
シリーズ名 ささえあう図書館

商品内容

要旨

現代社会をささえる新たな連携モデルは、図書館から始まっている!市民は、行政との協働・寄付・ボランティアなどによって、図書館をささえ、図書館は、ビジネス支援・施設入所者や障がい者への情報提供を通して、市民をささえている。必要な人に、必要な情報を届けるために…。市民と図書館が相互にささえあう実例を紹介。これまでのイメージを覆す1冊。

目次

「ささえあう図書館」とは
第1部 利用者が図書館をささえる(市民とともにめざす「読書のまち恵庭」
離島の小さな図書館にできること―海士町中央図書館の歩み
支え合う社会をめざして―働く人々の今を支え、歴史を未来に伝えるエル・ライブラリー)
第2部 図書館が利用者をささえる(図書館は社会のセーフティネットになっているか?―「課題解決」型の図書館の視点から
中之島図書館のビジネス支援―多くの人たちに支えられた一一年の軌跡
会員制ビジネスライブラリー「BIZCOLI」の挑戦―利用者を支える図書館のデザインと実践)
第3部 図書館を利用者に届ける(視覚障害者の読書をささえて―日本点字図書館の活動
「癒しと情報」の館=患者図書館―患者の視点に立ったサービス活動
矯正施設の「読書」をささえる図書館サービス
被災地の人たちをささえる移動図書館プロジェクト―自然災害、無縁社会など、日本社会が直面する課題に向き合う)
「社会装置」としての新たなモデルと役割の可能性

著者紹介

青柳 英治 (アオヤギ エイジ)  
明治大学文学部准教授。明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(図書館情報学)
岡本 真 (オカモト マコト)  
アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役・プロデューサー、オーマ株式会社代表取締役。国際基督教大学教養学部卒業。コンサルティングを担当した図書館として、富山市立図書館新本館、恩納村文化情報センター、日出町立図書館、新長崎県立図書館などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)