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羊頭狗肉 のんだくれ時評65選

出版社名 扶桑社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-594-07091-5
4-594-07091-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 463P 19cm

商品内容

要旨

「検索で出るものが世界だと思ってる人が多いよね。オレも“坪内祐三 バカ”では検索するけどさ。あと、物書きがツイッターやると、なんでたいてい狂うのかね?」(坪内)「保守は思想で、排外主義は単なる感情。ヘイトスピーチとか、ホント恥ずかしいよ。もし“在日特権”があるというなら、付与した行政に抗議するのが筋じゃん」(福田)それぞれゲストを招いての特番も収録!

目次

漱石の日記より高い!原監督が払った1億円は古書史上最高額
ヒトラーと石原慎太郎にあって橋下徹に欠落しているもの
日韓、日中のこの程度の揉め事はあっても別にいいんじゃない?
認知症倍増時代に、昭和の伝説・高倉健が生きて現役でいる奇跡
街からグランジが消えていく。さようなら、浅草の映画館たち
ノーベル文学賞の選考委員は『テンペスト』を聴いただろうか
解体案から25年、生き延びた丸の内駅舎を遠くから眺める
佐野眞一の連載の打ち切りで、一番ガッカリしてるのは橋下かも
若松孝二、大滝秀治、丸谷才一―相次ぐ大物の訃報に思う
石原さんを“暴走”させたのは「退屈」だったのかもしれない〔ほか〕

著者紹介

坪内 祐三 (ツボウチ ユウゾウ)  
1958年東京都生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学部英文学科卒業、同大学院修士課程修了。文芸クォリティマガジン『en‐taxi』(扶桑社)の編集同人をつとめる
福田 和也 (フクダ カズヤ)  
1960年東京都生まれ。文芸評論家。慶応義塾大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。『en‐taxi』の編集同人をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)