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いずれの日にか国に帰らん

出版社名 山川出版社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-634-15130-7
4-634-15130-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 209P 20cm

商品内容

要旨

鏡を水平において、そのなかを覗くのが、一人遊びの極意であった。故郷、弟のこと、そして忘れえぬ人たち―空想と不思議な世界への招待状。

目次

幼年学校
兄の気持
宗男
傷の痕
藤本先生
雪ダルマ
蕪坂峠
菊と火事
杉鉄砲
治ちゃんと成ちゃんのこと〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

ふるさと津和野の風景を安野光雅の柔らかな色彩で描いた数多くの絵とともに、戦争を挟んで別れ別れになってしまった弟との思い出をユーモアと哀切を奏でる文章で綴る好著。

著者紹介

安野 光雅 (アンノ ミツマサ)  
1926年、島根県津和野町生まれ。山口師範学校研究科修了。1974年度芸術選奨文部大臣奨励賞、その後ケイト・グリナウェイ特別賞(イギリス)、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。1988年に紫綬褒章、2008年に菊池寛賞を受ける。2012年、文化功労者に選出された。津和野に「安野光雅美術館」、京丹後市には「森の中の家 安野光雅館」がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)