• 本

小村雪岱随筆集

出版社名 幻戯書房
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-86488-140-1
4-86488-140-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

大正から昭和初期にかけて活躍した装幀家、挿絵画家、舞台装置家の著者が書き留めていた、消えゆく江戸情緒の世界。没後、昭和18年(1943)に刊行された随筆集『日本橋桧物町』(30篇収録)に、新たに発掘された44篇を加え刊行。

目次

1 装幀と挿絵
2 女
3 舞台と映画
4 町と旅
5 雑
6 泉鏡花と九九九会

著者紹介

小村 雪岱 (コムラ セッタイ)  
本名安並泰助(旧姓小村)。明治20年(1887)、埼玉県川越市生まれ。明治41年(1908)、東京美術学校日本画科選科卒業。大正3年(1914)、泉鏡花『日本橋』(千章館)の装幀を手がけ、以後、鏡花本のほとんどの装幀をまかされる。また、大衆小説作家らの著書の装幀を多く手がけている。挿絵画家としては邦枝完二の新聞連載小説「おせん」や「お伝地獄」で確固たる地位を築き、舞台装置家としては守田勘彌「忠直卿行状記」を嚆矢として、中村歌右衛門や尾上菊五郎の舞台の装置を多く手がけた
真田 幸治 (サナダ コウジ)  
昭和47年(1972)、神奈川県横浜市生まれ。平成8年(1996)、日本大学芸術学部美術学科卒業。現在、装幀家。小村雪岱研究をライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)