• 本

日本近代婚姻法史論

出版社名 法律文化社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-589-02627-9
4-589-02627-9
税込価格 3,190円
頁数・縦 311P 22cm

商品内容

要旨

本書は、『明治離婚裁判史論』(法律文化社、一九九四年)刊行ののちに発表した拙稿のなかから、近代日本の婚姻法史にかかわる一三編を収録したものである。

目次

第1部 婚姻の成立と父子関係(明治一〇年司法省丁第四六号達と婚姻の成立要件
明治六年太政官第二一号布告と私生子認知請求 ほか)
第2部 妾の法的地位(明治民法施行以前の妾と裁判
明治民法施行以後の妾と裁判)
第3部 婚姻の解消(離婚)と裁判(明治初年の離婚関係文書三題
夫専権離婚説批判 ほか)
第4部 婚姻関係裁判と法曹の家族観(旧民法編纂過程にみる司法官の家族観
ある弁護士文書からみた離婚裁判)
第5部 総括にかえて(明治婚姻・離婚法史研究の現状と課題
近代日本における父)

出版社
商品紹介

現代における家族法現象の実相に迫り、立法論、解釈論の問題解決の手がかりを追求する。

著者紹介

村上 一博 (ムラカミ カズヒロ)  
1956年京都市に生まれる。1978年同志社大学法学部法律学科卒業。1986年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。現在、明治大学法学部教授博士(法学)。専攻は日本近代法史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)