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津田左右吉歴史論集

岩波文庫 33−140−9

出版社名 岩波書店
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-00-331409-8
4-00-331409-3
税込価格 1,177円
頁数・縦 405P 15cm

商品内容

要旨

中国古代の宗教政治思想研究、日本古代史の批判的研究、生活と思想の歴史的関係をダイナミックに記述した大著『文学に現はれたる我が国民思想の研究』などで大きな足跡を遺した津田左右吉(1873−1961)。その代表的な歴史論―歴史観、研究方法論とその観点からの同時代思潮批判を編年順に収録して、その思想を辿る。

目次

学究生活五十年
史論の流行
仏教史家に一言す
芸術と社会
偶言
芸術と国民性
神代史の研究法
流れ行く歴史の動力
陳言套語
歴史の矛盾性
日本上代史の研究に関する二、三の傾向について
東洋文化、東洋思想、東洋史
日本精神について
『支那思想と日本』初版まえがき
日本に於ける支那学の使命
日本歴史の特性
日本歴史の研究に於ける科学的態度
建国の事情と万世一系の思想
歴史の学に於ける「人」の回復

著者紹介

津田 左右吉 (ツダ ソウキチ)  
1873〜1961(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)