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日本が「神の国」だった時代 国民学校の教科書をよむ

岩波新書 新赤版 764

出版社名 岩波書店
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-00-430764-8
4-00-430764-3
税込価格 814円
頁数・縦 232P 18cm

商品内容

要旨

「国旗国歌法」の制定、「日本は天皇を中心とした神の国」発言、「新しい歴史教科書」の登場といった一連の国粋主義的な動向の背後には何があるのか。そこには国民学校で教育を受けた世代が中心になっているという共通点が浮かび上がってくる。国民学校で「刷り込まれた」教育が現在の時代錯誤的な状況に反映していることを検証する。

目次

はじめに―今なぜ戦時中の教科書か
第1章 国民学校の時代
第2章 教科書に日の丸があがるとき
第3章 生命を捧げる光栄
第4章 日本が「神の国」であった理由
第5章 君が代と「天壌無窮の皇運」
第6章 母こそは命の泉
第7章 広がるアジア、消えた西欧
第8章 大日本青少年団と隣組
おわりに―アジアへの視点

出版社
商品紹介

かつて日本が「神の国」だった頃、学校ではどんな教育がされ生徒たちは何を信じていたのか。

著者紹介

入江 曜子 (イリエ ヨウコ)  
1935年東京に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。現在、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)