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源義経

岩波新書 新赤版 914

出版社名 岩波書店
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-00-430914-7
4-00-430914-X
税込価格 902円
頁数・縦 210,12P 18cm

商品内容

要旨

全国各地に残る数多くの伝説、そして彼の名前に由来する「判官びいき」という言葉―このように今なお高い人気をもち、日本史上最も有名な英雄となっている源義経とはいったいどういう人物だったのか?義経に関わる文書・記録や物語類などを広く探索して、単なる「悲劇のヒーロー」ではないその実像と魅力の秘密に迫る。

目次

1 幼きころ―史料の性格を考える
2 童の時代―『平治物語』の世界
3 英雄への階梯―『義経記』の世界
4 英雄時代―『吾妻鏡』の世界
5 義経の力―文書から探る
6 合戦の英雄―合戦記と物語
7 頼朝との対立―書状の役割
8 落日の義経―宣旨と院宣
9 静の物語―『吾妻鏡』と『玉葉』
10 奥州の世界へ―記録と伝説

著者紹介

五味 文彦 (ゴミ フミヒコ)  
1946年山梨県に生まれる。1970年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。専攻は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)