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明治デモクラシー

岩波新書 新赤版 939

出版社名 岩波書店
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-00-430939-0
4-00-430939-5
税込価格 858円
頁数・縦 8,228P 18cm

商品内容

要旨

明治日本には、民主主義の思想と運動の豊かな蓄積があった。「主権在民」論と「議院内閣制」論の間のせめぎあいの中で、それはどう深まり、挫折していったのか。また後の時代に何を遺したのか。福沢諭吉、植木枝盛、中江兆民、徳富蘇峰、北一輝、美濃部達吉らの議論を読み解きながら、日本の現在の姿をも照らし出す刺激的な歴史叙述。

目次

第1章 士族と農民の結合
第2章 参加か抵抗か
第3章 分裂と挫折
第4章 束の間の復活―大同団結運動
第5章 「官民調和」―明治憲法体制の定着
第6章 継承と発展―「大正デモクラシー」へ

おすすめコメント

「自分たちの政治」を求めた人々の刺激的なドラマ!明治日本には、民主主義の思想と運動の豊かな蓄積があった。それはどう深まり、挫折したのか。日本の現在をも照らし出す歴史叙述。

著者紹介

坂野 潤治 (バンノ ジュンジ)  
1937年生まれ。1963年東京大学文学部国史学科卒業。東京大学名誉教授。専門は日本近代政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)