
大型店とまちづくり 規制進むアメリカ,模索する日本
岩波新書 新赤版 960
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2005年7月 |
ISBNコード |
978-4-00-430960-4
(4-00-430960-3) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 211P 18cm |
書店レビュー
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街の本屋はこの本を売ろう!
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- 井戸書店 (兵庫県神戸市須磨区)
「焼畑農業」と捉えている、郊外型の大型店出店は、社会資本として位置付けられている中心商店街を瓦解させ、これにより閉店する競合していた大型商業施設は「古戦場」として廃墟化します。地域社会の持続可能性は危機に陥ります。環境、治安、健康、景観、人間の心理などへの影響は大きくなるばかりです。規制緩和の国・アメリカでは、地域デモクラシー、地域循環型経済が運動として展開されており、これには意外性を感じました。日本の方が遅れています。
(2007年1月21日)
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おすすめコメント
大型店が都市郊外に次々進出する日本と、その功罪をめぐる論争が各地で活発化している米国の実情を比較し、今後の望ましい姿を考える。