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ベルクソン 〈あいだ〉の哲学の視点から

岩波新書 新赤版 1040

出版社名 岩波書店
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-00-431040-2
4-00-431040-7
税込価格 770円
頁数・縦 195,2P 18cm

商品内容

要旨

われわれはどこから来たのか。われわれは何であるのか。われわれはどこへ行くのか。この生成と存在の問題は哲学の最重要課題である。一九世紀の科学革命の成果を取り入れながら、このテーマについて根本的な問題提起を行なったベルクソン(一八五九〜一九四一)の思索の跡をたどり、その現代的意味を考える、画期的入門書。

目次

1 “あいだ”と生成―われわれはどこから来たのか(存在と無の“あいだ”
過去と現在の“あいだ”
異交通的生成)
2 進化と痕跡―われわれは何であるのか(生物学と実証的形而上学
分岐と痕跡
知性と横断
開いた動対応へ)
3 神秘系と機械系―われわれはどこへ行くのか(神仏への道
開いた社会と密厳浄土
マンダラと二重狂乱)

著者紹介

篠原 資明 (シノハラ モトアキ)  
1950年香川県に生まれる。1980年京都大学大学院博士課程修了。専攻、哲学・美学。京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)