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おれちん 現代的唯我独尊のかたち

朝日新書 017

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-02-273117-3
4-02-273117-6
税込価格 814円
頁数・縦 245P 18cm

商品内容

要旨

小泉前首相、安倍首相ら、おれちんリーダー、ニートやひきこもりになる若者…肥大化した自己愛を抱えつつ孤絶し、漂流する人たち。彼らの深層心理に鋭く迫る。気鋭の韓国哲学者による待望の次世代日本人論。

目次

おれちんの日記
「おれちん」万歳!
「おれちん」とは何か
「おれちん」の増殖
「おれちん」とメディア
「おれちん」誕生の背景
「おれちん」のしるし
「おれちん」と政治・経済・社会
「おれちん」と若者
「おれちん」と新しい人間観
「おれちん」の敵
「おれちん」の味方
「おれちん」の文化
「おれちん」と世界
「おれちん」とナショナリズム
「おれちん」の思想
「おれちん」の黄昏

おすすめコメント

韓流でブレークした気鋭の韓国哲学者が、日本人の新しい類型を発見した。それは、「おれちん」。上昇志向が強い「おれさま」と、自分の世界にひたすら引きこもる「ぼくちん」が合体し、自分勝手で、コミュニケーション能力に劣り、公共性概念の欠如した「新族」が誕生した。代表的な「おれちん」である小泉首相、中田寿英、ホリエモン、イチローなどを徹底的に解体分析した、待望の次代日本人論。

著者紹介

小倉 紀蔵 (オグラ キゾウ)  
1959年、東京都生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業後、電通勤務を経て、ソウル大学哲学科博士課程単位取得。専門は韓国を中心とした東洋哲学。京都大学大学院助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)