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里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く

角川新書 K−33

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-04-082013-2
4-04-082013-4
税込価格 864円
頁数・縦 226P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

汚染や乱獲によって、日本人の「食」を支えてきた海洋資源が衰退、枯渇の危機にある。漁業・水産業が打撃を受けるだけでなく、環境・景観、地域コミュニティへの影響も少なくない。そうした状況を救うものとして、本書は「里海」の可能性を提示する。里海とは、人の手を適切に加えることで豊かになった海、またその活動を指し、海外でも「SATOUMI」として注目を集めつつある。本書では、代表的な里海として瀬戸内海の日生を挙げる。そこでは、汚染による赤潮の発生で生えなくなっていたアマモという海中の海藻を、漁師たちが育てて元通りにした。生態系が復活したことで、漁獲量が増し、豊かな海が蘇ったのだ。NHKスペシャル「里海 SATOUMI 瀬戸内海」およびNHK中四国シリーズ番組「海と生きる」の取材をもとにリポート。里海を活用した新しい社会モデル、経済モデルの可能性を探っている。著者の井上恭介氏はNHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサーで、本書のもとになった番組を制作した他、ベストセラー『里山資本主義』の共著者の一人でもある。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年08月28日]

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商品内容

要旨

「地球の限界」を救うモデル。それは、瀬戸内海の“里海”にあった。ムダとされたものが「ここにしかない生き方」を生み、人間以外の命もつなぎ直し、経済も暮らしも再生させている。SATOUMIという瀬戸内海生まれ、日本発の概念は、いま世界中で注目を集めているのだ。40万部突破の『里山資本主義』取材班が日本の未来を更に拓く!!

目次

はじめに 「里山資本主義」から「里海資本論」へ
第1章 海からの地域再生―古き筏が瀬戸内海を変えた
第2章 「邪魔もの」が二一世紀の資源―「里守」が奇跡の海を育てた
中間総括 「地球の限界の克服」という課題―マネーとは異なる豊かな解決策を
第3章 「SATOUMI」が変える世界経済―「瀬戸内海生まれ日本発」の概念が広がる
第4章 “記憶”と“体験”による「限界」の突破―過疎の島が病人をよみがえらせる
第5章 広域経済圏となる「里海」―大都市でも「里山」「里海」はできる
最終総括 里山・里海が拓く未来―有限な世界で生命の無限の可能性を広げる

出版社・メーカーコメント

"里山から里海へ。人々の""営み”は海をも含む広域経済圏を成立させていた! 里海=人が手を加えることで海を健康にし、豊かにするメカニズム。瀬戸内海の再生で世界から注目されている。地球の限界を救うモデルとして、瀬戸内海生まれ日本発の概念が、世界経済を今まさに変えようとしている!"

著者紹介

井上 恭介 (イノウエ キョウスケ)  
NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。1964年生まれ。87年NHK入局。報道局・広島局などで報道番組を制作。2011年夏、中国地方の異様に元気なおじさんたちに出会ったことで「里山資本主義」という言葉を作り、1年半にわたり取材・制作を展開。その番組は第51回ギャラクシー賞報道活動部門大賞を受賞。取材成果をもとに藻谷浩介氏と共に著した『里山資本主義』(角川新書)は、新書大賞2014を受賞し、40万部を超えるベストセラーとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)