• 本

疾走 上

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-04-364602-9
4-04-364602-X
税込価格 691円
頁数・縦 400P 15cm
シリーズ名 失踪

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 重松清が疾走する!

    温かい家族物語を書いて泣かせる、重松清の異色作。普通の4人家族が、ふとしたことで壊れてしまう。両親のそして弟の自慢であった兄が、高校で躓き放火犯となる。父が逃げ、母が借金苦となり、ひとりになったシュウジ。孤独か孤立か孤高か?だれかにつながりたくて、疾走するシュウジの、倒れるまでの物語。読者は、衝撃で深く落ち込むが、重松作品はどこか温かく、泣ける。

    (2006年10月8日)

商品内容

要旨

広大な干拓地と水平線が広がる町に暮す中学生のシュウジは、寡黙な父と気弱な母、地元有数の進学校に通う兄の四人家族だった。教会に顔を出しながら陸上に励むシュウジ。が、町に一大リゾートの開発計画が持ち上がり、優秀だったはずの兄が犯したある犯罪をきっかけに、シュウジ一家はたちまち苦難の道へと追い込まれる…。十五歳の少年が背負った苛烈な運命を描いて、各紙誌で絶賛された、奇跡の衝撃作、堂々の文庫化。

著者紹介

重松 清 (シゲマツ キヨシ)  
1963年岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞。話題作を次々に刊行する傍ら、ルポルタージュやインタビュー、週刊誌記事のリライトなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)